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ハサップ義務化とは


●平成32年1月スタート!?ハサップ義務化のスケジュール

平成30年6月食品衛生法が改正され全ての食品関係業者にハサップが義務化されました。

ここで現在(平成31年3月)判明しているハサップ義務化までのスケジュールをお知らせします。

ハサップ義務化とは

平成31年6月に政省令(施行規則など)が公布され、そのあとに各自治体の条例整備、そして1月から順次ハサップが制度化されるといったスケジュールになりそうです。(自治体の説明会より)

経過措置期間は1年間。平成32年12月末までにハサップを運用しておかないと食品衛生法に抵触することになります。

●ハサップ義務化の内容

ハサップ義務化の対象はフードチェーンを構成する、食品の製造、加工、調理、小売などすべての食品関係業者です。ただし、小規模事業者にとって、ハサップで求められる衛生管理を実践していくことは、労務面や費用面から非常に大きな負担となります。そこで、業種ごとに事業内容や従事者の人数など業務の規模で明確な境界を定め、『ハサップに基づく衛生管理(基準A)』を導入すべき業者と食品製造業の大半を占める中小企業を中心とした『ハサップの考え方を取り入れた衛生管理(基準B)』を導入すればよい企業とに分けるとしています。※制度化が始まるときに管轄保険所に確認されることをお勧めします。

・ハサップに基づく衛生管理(基準A)・・・各々の製品の特性(原材料、製造方法等)や施設の状況(施設設備、機械器具等)に応じた危害要因分析や管理措置の決定、CCPの特定、CLの設定等のコーデックスハサップの7原則12手順を実践し、その内容を踏まえたうえで、衛生管理計画を作成し衛生管理計画に沿って実施した内容を記録します。

・ハサップの考え方を取り入れた衛生管理(基準B)・・・各業界団体が作成した手引書を参考に衛生管理計画を作成し、その内容に沿って実施した結果を記録に残す。

各業界団体の手引書はこちら


●ハサップ義務化に対する準備

ハサップ義務化がスタートすると、基準A又は基準Bどちらかの衛生管理を取り入れなければいけません。

いずれにしても、ハサップに対する理解が求められることになり、それぞれの業務内容に沿った衛生管理計画を作成し、実施記録を残さないといけません。

まずはハサップを知ることから始めましょう。

ハサップ7原則12手順の解説はこちら

●弊社コンサルタントによる無料訪問診断

弊社コンサルタントが無料で工場の視察を行い、衛生上の問題点を洗い出します。ハサップ導入のアドバイスも行いますので、ぜひご活用ください。

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